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ガット張り替えの目安は3ヶ月?

一般的にガットは3ヶ月経ったら張り替えましょうというのが通説となっています。

その3ヶ月という期間がどのような根拠や計算で言われ始めたのかは解りませんが、どなたにも当てはまる期間とは言えません。

どんなプレイスタイルで、どれだけ練習するかによって当然変わってきます。

週に1回程度に練習する初心者と、毎日のようにハードに練習する中上級者の目安が同じであるはずがありません。

ガットは使わなくても劣化する

テニスのガットは通常20kg以上の力で引っ張って張り上げますので、張り上げた瞬間から劣化が始っています。

ガットはギターの弦のように、使わない時に緩めておくといったことができませんので、常に負荷のかかった状態となります。

さらに、実際にテニスをすると打球時には数トンの衝撃を受け止めることになるので、使えば使うほど劣化は早まります。

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ガットを長い間張り替えずにいるデメリット

反発力が落ちる

ガットは打球時にトランポリンのように伸縮してボールを受け止め弾き出します。
そうすると段々とガットの伸縮性がなくなり伸びきった状態になることから反発力が落ちて飛ばなくなります。

テンションが落ちていく

ガットだけの伸縮性だけではなく、ガットにかかっているテンション自体もどんどん落ちていきます。
そうすると、緩く張った状態と同じになるので飛びすぎるといった現象が出てきます。

  • 反発力が落ちる
  • 飛びすぎる

これらは相反するこよのように感じますが、この2つによって

しっかり打っているのに飛ばない

ゆっくり打っているのに飛びすぎる

といったことになるので非常にコントロールがしづらくなります。

張り替えた時に調子が狂う

上述したような状態で練習していた人が張り替えた場合に、以前の状態と全く違ってしまうので調子がおかしくなることも考えられます。

「飛びがおかしくなったな」と感じたら時期に関わらずに張り替えた方が良いでしょう。

切れるまで張り替えないは間違い

あまりスピンをかけずにハードヒットしない人はなかなかガットが切れることは少ないかもしれません。

ただし、切れないからといって何年もそのままという人がたまにいますが、遅くても1年に1度は張り替えるべきです。

気づかなくても、知らず知らずにガットの性能が落ちることで体の負担が大きくなっているということも考えられます。

まとめ

張り替え時期は人によって異なりますので、気持よく使えているうちは変える必要はないかもしれません。

ただし、ガットは使っていなくても劣化していくものなので、使用率に関わらず1年程度が限界となります。

一般的な週末プレイヤーといった平均的な使用率の場合で3ヶ月と言えるでしょう。

それ以上練習する人にとっては張替え時期の目安はもっと早まります。

もっとも、練習量が多い人は3ヶ月を待たずしてガット切れてしまうことの方が多いでしょうが。

photo credit: GWP Virtual Network Meeting 2015 via photopin (license)

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