HEADのテニスガット比較|LYNX・HAWK・マルチの選び分け

当ページのリンクには広告が含まれています。
HEADのLYNX・HAWK・ナイロンマルチを3系統・全10モデルで比較する記事のアイキャッチ

HEADのテニスガットは、ポリエステルのLYNX(リンクス)シリーズとHAWK(ホーク)シリーズ、ナイロンマルチフィラメントのベロシティ/リフレックスシリーズに大きく分かれます。同じHEADでもモデルによって形状や打球感の狙いが異なるため、シリーズ内での違いが分かりにくいという声もあります。

この記事では、公開済みの10モデル(LYNX系4種、HAWK系3種、ナイロンマルチ系3種)を、素材・形状・特徴で整理します。

先に結論
  • コスパ良くポリを試したい:リンクス
  • スピン・引っかかりを重視:リンクスツアー
  • 柔らかさとパワーのバランス:リンクス パワー、リンクス タッチ
  • ラウンド形状の安定感を重視:ホーク、ホークタッチ
  • 硬さに抵抗があるが飛びも欲しい:ホークパワー
  • ナイロンマルチで快適性を重視:ベロシティ MLT、ベロシティ パワー、リフレックス MLT

HEADのガットを選ぶ3つのポイント

1. LYNXかHAWKか、まず形状の系統で見る

LYNXシリーズは6角形断面(リンクスツアー)のような多角形形状を含み、引っかかりやスピン性能を意識したモデルがあります。一方HAWKシリーズはラウンド形状(丸形)で統一されており、均一な反応と収まりの良さを重視した設計です。まず「形状によるスピン性能」と「ラウンド形状の安定感」のどちらを優先したいかを決めると選びやすくなります。

2. シリーズ内の「無印」「ツアー」「パワー」「タッチ」の違いを見る

LYNX・HAWKとも、無印(標準)モデルを基準に、よりスピン・コントロール寄りの「ツアー」、柔らかさとパワーのバランスを狙う「パワー」、タッチとコントロールを重視する「タッチ」といった派生モデルが展開されています。基準モデルから試して、物足りない点を派生モデルで補う選び方がわかりやすいです。

3. ポリの硬さが気になるならナイロンマルチも比較する

ポリエステル特有の硬さに抵抗がある場合は、ベロシティ MLT・ベロシティ パワー・リフレックス MLTのようなナイロンマルチも比較候補になります。素材ごとの違いはナイロンマルチガットの選び方でも整理しています。

候補10モデルの違いを比較

モデル 系統・素材 メーカーが訴求する特徴 選ぶ目安
リンクス LYNX(標準)・ポリ コストパフォーマンスに優れ、軌道低めのスピーディな打球 価格を抑えてポリを試したい
リンクスツアー LYNX(ツアー)・ポリ・6角形 コントロールとスピンを高いレベルで両立する共重合ポリ 引っかかりと回転量を重視したい
リンクス パワー LYNX(パワー)・ポリ ツアーとタッチの中間、柔らかなフィーリングとパワー・コントロールのバランス 尖った性格を避けてバランス重視で選びたい
リンクス タッチ LYNX(タッチ)・ポリ・2層構造 異なる特性のポリを2層に組み合わせ、柔らかなフィーリングとパワーを狙う タッチとコントロールを重視したい
ホーク HAWK(標準)・ポリ・ラウンド形状 Crystal Core採用、しっかりした打球感とコントロール ハードヒットでも収まりを重視したい
ホークタッチ HAWK(タッチ)・ポリ・ラウンド形状 クリアな打球感とコントロール性能を重視、精度を求めるプレーヤー向け ボレーやドロップショットの打球感を大切にしたい
ホークパワー HAWK(パワー)・ポリ リンクスと同じスピード系ポリだが、より柔らかく軽い打感で飛びが強い 硬さに抵抗があるが飛びも欲しい
ベロシティ MLT ナイロンマルチ(標準) 極細マイクロファイバーのソフトコアとアウターを組み合わせ、パワーとタッチを両立 マルチの標準モデルから試したい
ベロシティ パワー ナイロンマルチ(パワー) ベロシティ MLTを基準に、軽いスイングからパワーを引き出しやすい 楽にボールの深さを出したい
リフレックス MLT ナイロンマルチ(プレミアム) 快適な打球感とパワーを重視したプレミアム・マルチフィラメント 打球感の柔らかさを最優先したい

目的別の選び方

コスパ良くHEADのポリを試したい

リンクスは、LYNXシリーズの標準モデルで、適度な飛びと弾きの良さ、軌道低めのスピーディな打球が特徴です。派生モデルの違いを比較する前に、まずこのモデルでHEADのポリエステルの傾向をつかむとよいでしょう。

テニスジャパン 楽天市場店
¥1,782 (2026/08/09 03:34時点 | 楽天市場調べ)

スピン・引っかかりを重視したい

リンクスツアーは、独自の6角形断面を採用した共重合ポリエステルです。丸形のポリよりもボールへの引っかかりを感じやすい一方、形状系ポリらしい硬さや摩耗の早さを感じる場合もあります。まずは標準的な1.25mmから試すと比較しやすいモデルです。

ラウンド形状の安定感を重視したい

ホークは、Crystal Coreテクノロジーを採用したラウンド形状のポリエステルで、形状による引っかかりよりも均一な反応と収まりを優先したい場合の候補です。ボレーやドロップショットの打球感も大切にしたいならホークタッチも比較候補になります。

柔らかさとパワーのバランスを求めたい

リンクス パワーは、リンクスツアーとリンクスタッチの中間に位置し、柔らかなフィーリングとパワー・コントロールのバランスを重視したモデルです。ポリエステルの硬さに抵抗があるが飛びも欲しい場合は、ホークパワー(リンクスと同じスピード系ポリを、より柔らかく軽い打感に仕上げたモデル)も比較候補です。

ナイロンマルチで快適性を優先したい

ポリエステルの硬さよりも快適性を優先するなら、ナイロンマルチのベロシティ MLTが標準的な選択肢です。より楽にボールの深さを出したい場合はベロシティ パワー、打球感の柔らかさを最優先したい場合はリフレックス MLTも比較候補になります。

迷ったときの決め方

まずは「スピン性能」「ラウンド形状の安定感」「柔らかさとパワーのバランス」のうち、現在のガットで不足しているものを一つ決めてください。スピンならリンクスツアー、安定感ならホーク、バランスならリンクス パワーやホークパワーが比較の出発点になります。ポリエステルの硬さそのものに抵抗がある場合は、ナイロンマルチのベロシティ MLTから試すという選択肢もあります。

打球感には個人差があり、ラケットや張り上げテンションによっても変わります。迷った場合はショップに相談しながら選ぶことをおすすめします。

掲載している素材、形状、メーカーが示す特徴は各商品記事の確認情報をもとに整理しています。仕様・価格・販売状況は変更される場合があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

テニスショップで20年の経験を持ち、テニスコーチとしても活動する運営者が編集しています。メーカー公式情報と現場経験をもとに、素材・ゲージ・価格・製品の特徴を整理し、読者から寄せられた評価や口コミとあわせて掲載しています。実際に使用した製品の記事では、使用条件を明記して紹介します。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください